無料講演会・法律相談会のお知らせ
3月11日の東日本大震災に引き続いて起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故は、大量の放射性物質を大気中に飛散させ、高濃度の核汚染水を海洋に流出しながら、未だにメルトダウンに対する対応策も、放射能汚染の拡散を防ぐめども立てられていません。
その結果、放射性セシウムによるお茶の被害を始め、水産物に対する風評被害、ホテル、旅館、旅行業等の観光産業における売上げの低下等、静岡県においても甚大な被害が発生しています。
このたび、原子力損害賠償紛争審査会から第一次・第二次指針が発表されましたが、この指針は、とても被害者の完全賠償を図る内容になっていません。
私どもは、この指針の批判的検討を通じ、お茶のセシウム被害にあわれました茶農家、問屋、販売業者の皆様、売上げ低下に苦しんでいる海産物業者、ホテル業者に対しまして、今後、どのような内容で、国や東京電力に損害賠償をしていったらよいか損害賠償請求に際しては、どのような書類を用意したらよいか、わかりやすく具体的にお話ししたいと思います。
多くの茶関係業者、売上げ低下に苦しんでいる静岡県内の農業者、商工業者のご参加をお待ちしています。
1 日時
2011年7月8日(金)午後1時30分から午後5時まで
2 講演の内容
⑴東日本大震災と地域経済 ─静岡県への教訓─
講師 山本義彦静岡大学名誉教授・前静岡大学副学長
⑵放射能被害と原子力損害賠償法の仕組み─東京電力と国に対する賠償を求めて─
講師 大橋昭夫弁護士 静岡アスベスト・放射能被害
救済弁護団団長
3 無料法律相談
担 当:静岡アスベスト・放射能被害救済弁護団所属の弁護士
4 場所
静岡市葵区追手町10番80号 静岡地方裁判所構内 静岡県弁護士会館3階
5 参加費用
無 料
主 催:情報公開を求める静岡県民の会
静岡アスベスト・放射能被害救済弁護団
連絡先:弁護士法人鷹匠法律事務所
電話:054-251-1348
東日本大震災及び原発訴訟に関する取り組み
■大飯原発再稼働差止め判決と歴史的意義
■静岡県原水協講演会にて「世界一危険な浜岡原発と廃炉に向けて語る」
■浜岡原子力発電所運転永久停止請求事件 準備書面(2) 2012年6月
■浜岡原子力発電所運転永久停止請求事件 準備書面 2012年3月
■浜岡原発運転永久停止第5次訴訟提起のお知らせ
■浜岡原発運転永久停止 第4次訴訟提訴
■浜岡原発第3次訴状
■福島原発放射能被害と原子力損害賠償法の仕組み
■提訴にあたっての所感
■無料講演会・法律相談会について
■メディア掲載実績
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